◎DISC REVIEW
ELOパロディのLEO中心者が彼。ソロ作でも、そのELOっぷりは遺憾なく発揮されている。凡百のパワーポッパーとは一線を画すサウンドアレンジとメロディ、そして、爆発するパワーコード。ストリングアレンジなどは、ジェフリンプロデュースとうたっても良いほど。本作の日本盤のボーナストラックには“さよなら”という曲が収録されており、パフィーがコーラスで参加。アンディ・スターマーとの交友の程が伺えますが、クイーン → ELO → ジェリーフィッシュと聴いて、近年のロジャーマニング等“くらげの残党たち”の作品に、物足りなさを覚える方はこちらのフレッシュなパワーが、すっと入るのではないでしょうか?
(VARUBA/93点)