Bryan Scary「Flight of the Knife」


◎DISC REVIEW
ブライアン・スキャリーは、ブルックリン出身のモダン、ゴシック、パワーポッパー。ニューヨーク大学で映画制作を学んだ彼の音楽はどこかティム・バートン的だ。シアトリカルながら変態的なパワーポップサウンドを繰り出す彼のルーツには、フレディ・マーキュリーが居る。切迫感を伴ったピアノプレイや、オペラ的なダイナミズムを宿したポップソングは、一聴してビンビンとしたクイーン的なものが伝わってくる。是非多くのファンに知って欲しい優秀なミュージシャンの一人だ。2008年にリリースした本作はプログレファンの間でも絶賛された一枚。濃ゆいサウンドプロダクションだがポップな感覚で聴いてみて欲しい。


 

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