Joost Maglev「Alter Ego」


◎DISC REVIEW
Joost Maglevはオランダ出身のミュージシャン。2016年の『Overwrite the sin』と2019年の今作『Alter Ego』をこれまでリリースしている。そのサウンドは、ロビー・ヴァレンタイン、ヴァレンシアという二人のオランダ人クイーン遺伝子を標榜している。クイーンらしいというよりもヴァレンシアっぽい、ヴァレンタインっぽいといった楽曲が多い。もはやクイーン隔世遺伝子のアーティストなのだ。彼はGACKTやYOSHIKIもリスペクトしており日本のビジュアル系サウンドへの傾倒も深い。本作収録の「Angel」は荒唐無稽な歌詞ながらポップ・プログレとしての完成度が高い。今後最も期待したいアーティストの一人だ。


 

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