◎DISC REVIEW
1994年にUSでデビューしたメロディックロックバンド。ロビー・ヴァレンタインの登場時期と重なり、重ねられたコーラスワークと、ポップなハードロックが似ていた為、解説の和田誠氏がクイーンフォロワーのような形で紹介をしていた。80年代のポンプロックや、AOR風の柔らかなサウンドで、ハードさを求めるロックファンには刺さらなかったのでこの一枚で消えてしまった。「Psychotic Love Song razzle」という10㏄を思わせる、技巧派なハーモニーソングを入れてくるあたり只者ではなかった。