Crack The Sky「Animal Notes」


◎DISC REVIEW
米プログレマニアなら、知らない人は居ないが、一般的には知らない人の方が多いクラック・ザ・スカイ。1975年のデビューから今日に至るまで、熱狂的なファンに指示されながら、その変態的な音楽を表現し続けている。グラムロック~ハード~プログレ~ポップと、ジャンルの垣根を取り払って繰り出されるサウンドはトッド・ラングレンに匹敵するだろう。今作は1976年発表のセカンドアルバム。評論家筋からは絶賛を浴びた。特に7曲目「Invaders From Mars」の流麗なピアノのイントロから始まり、技巧に満ちたギターオーケストレイションや、ドラマティックなメロディは非凡な才能を感じさせ、クイーンの其れに匹敵する。プログレとクイーンが好きな人なら外せない一枚だ。


 

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