◎DISC REVIEW
ジェリーフィッシュの天才頭脳、ロジャー・ジョセフ・マニング・ジュニアの2008年のソロアルバム。本作は彼のソロキャリアの中では最高傑作と言っても過言ではない。エレクトロ風味とストレンジなポップソングが高次元でマッシュされており天上天下唯我独尊のポップワールドを展開している。クイーン、ELO、トッドラングレン、ファットボーイスリム、プロジディーなど新旧のサウンドスケープがロジャーの手によって最上級のフルコース料理として振舞われる。2023年リリースの『Radio Daze / Glamping』も編集盤ながら傑作だが、トータルアルバムとしての軍配は本作だ。必聴。
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