Blackfoot Sue「Strangers」


◎DISC REVIEW
ニッチポップ名盤として誉れ高い、ブラックフットスーのセカンド。1974年のカントリー風味も宿したブリティッシュハードだが、TREX風なブギーグラムとしても聴くことが可能だ。今作収録の「1812」は11分の大曲だが、ギターのフィードバックなどは思いきりブライトン・ロックを聴くようだ。ギタリストのEddie GolgaはQueenと同時期に活躍したので、ブライアンに影響を与えたと考えても面白い。彼らは1979年にLiner名義で一枚アルバムを残している。こちらは時代的にファンクロックな感じだが、サウンド的には素晴らしい。90年代にはBlackfoot Sue名義でヘア・メタルバンドとして再結成しているので飽くなきロック魂を宿したバンドだろう。


 

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