◎DISC REVIEW
クイーン・フォロワーの第一人者であるヴァレンシアが、自身のルーツを忠実に再現し、完璧+オリジナリティを確立した名トリビュート盤。ディープなアレンジと選曲に脱帽。フレディがプロデュースしたエディ・ハウエルの「マン・フロム・マンハッタン」や、クイーンの前身バンド、スマイルの「ポウラー・ベアー」、モットザフープルの「すべての若き野郎ども」など、クイーンを愛し深く研究したからこそ出来る選曲。白眉は「ライアー」の超ヴァレンシア・アレンジ。もし『オペラ座~』以降にフレディが「ライアー」をスタジオ・リメイクしたらこうなったのでは?というような素晴しいアレンジだ。(VARUBA/88点)